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良質な睡眠に導く生活習慣を身につけよう!【Comic@News】
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睡眠は、血管や代謝、免疫、認知機能、精神面など、私たちの健康と深く関係しています。睡眠不足が続くと、心身の疲労が回復せず、記憶力や集中力の低下につながるだけでなく、高血圧やうつ病、肥満、糖尿病、認知症などのリスクも高まります。
近年では、睡眠時間だけでなく、目が覚めたときに体が十分休まったと感じる「睡眠休養感」が重要視されています。良質な睡眠のためにも、規則正しい生活を送りましょう。
また、休日に長時間寝る「寝だめ」では、睡眠不足を解消できません。起床時刻がずれることで体内時計が乱れるため、寝だめは控え、日々の生活習慣を見直すことが大切です。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、良質な睡眠をとるためのポイントを年齢層別に紹介しています。以下の内容を心がけましょう。
〇全世代共通のポイント
・毎日一定の時間に起床・就寝する。
・日中に適度な運動をする。
・夜間のデジタル機器の使用を控える。
・寝室は暗くし、心地よい室温を保つ。
〇子ども
・1~2歳は11~14時間、3~5歳は10~13時間、小学生は9~12時間、中学生・高校生は8~10時間を目安に睡眠をとる。
・起床後から日中にかけて、太陽の光をたくさん浴びる。
・朝食をしっかりとり、カフェインの摂取はできるだけ減らす。
・日中はデジタル機器の使用時間を減らし、小学生・中学生・高校生は1日60分以上を目安に体を動かす。
〇成人
・適正な睡眠時間には個人差があるが、6時間以上を目安に睡眠をとる。
・夜はカフェインや飲酒を控える。
・就寝直前の食事は控える。
〇高齢者
・横になっている時間が長すぎると健康リスクが高まるため、8時間以上の長時間睡眠を避ける。
・日中の長時間の昼寝は避け、なるべく多く太陽の光を浴びる。
・夕方以降はカフェインや飲酒を控える。
・眠くなってから寝室に向かう。