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 介護保険では、介護サービスを受けるときの自己負担額や介護サービスを受けるための条件などが決められています。

介護サービス費用の1割を自己負担

 介護サービスを利用する場合、サービス費用の1割を自己負担することになります。また、特別養護老人ホームなどに入所して介護サービスを受ける場合には、在宅(ご自宅で介護サービスを受ける人)との利用者負担の公平性などの観点から、1割の自己負担のほかに、居住費(ショートステイでは滞在費)と食費が別途かかります。(ただし、低所得者には軽減措置があります)

 なお、介護保険では、要介護度に応じて介護サービスを受けられる範囲(介護サービス費用から自己負担1割を控除した額「保険給付といいます」の支給限度額)が設けられています。そのため、必要なサービスを利用して、その限度額を超えてしまった場合は、その分は全額自己負担となりますので注意が必要です。
 ○支給限度額は、こちらをご参照ください。

1割の自己負担額が1ヶ月で高額になったときの払い戻しについて

 利用者負担が高額となった場合の緩和をはかるため、1ヵ月の自己負担額が37,200円(ただし、低所得者には軽減措置があります)を超えた場合は、その超えた額が「高額介護サービス費」として、一旦支払った1割の自己負担額の払い戻しを受けられます。なお、施設サービスにおける居住費(ショートステイでは滞在費)・食費は、「高額介護サービス費」の対象とはなりませんのでご注意ください。

第2号被保険者は条件つきで受けられる

 40歳以上65歳未満の第2号被保険者の人は、老化に起因する病気(特定疾病という)により介護が必要になった場合に限り、介護保険のサービスを受けられます。したがって、例えば交通事故が原因で介護が必要になった場合などは、介護保険の対象にはなりません。

● 第2号被保険者が受けられる特定疾病
(1) 初老期の認知症(痴呆)
(2) 脳血管疾患
(3) 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
(4) パーキンソン病関連疾患
(5) 脊髄小脳変性症
(6) 多系統萎縮症
(7) 糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害
(8) 閉塞性動脈硬化症
(9) 慢性閉塞性肺疾患
(10) 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
(11) 関節リウマチ
(12) 後縦靭帯骨化症
(13) 脊柱管狭窄症
(14) 骨粗鬆症による骨折
(15) 早老症(ウェルナー症候群)
(16) がん末期

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